システム監査技術者試験過去問題


 リスクアプローチに基づく監査において,固有リスクと統制リスクのレベルが
高く,その結果許容できる発見リスクを低く抑えなければならない場合,監査手続
を決めるに当たって監査人が採用すべき対応はどれか。ここで,監査リスクモデル
は次式とする。

 監査リスク = 固有リスク × 統制リスク × 発見リスク

 ア 外部証拠の入手範囲の拡大

 イ 各種規程類の確認範囲の拡大

 ウ 監査期間の短縮

 エ 試査範囲の縮小


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 ア 外部証拠の入手範囲の拡大

> ウやエは、リスクを発見できない可能性が高くなるので不正解。
> アかイかで迷い、実戦ではイを選択。
> 試験では、固有リスクや統制リスクの意味が分からなかった。
>
> <解説>
> 固有リスクとは、内部統制が存在せず、虚偽の報告がなされたりするリスク。
> 統制リスクとは、内部統制が機能せず、虚偽の報告がなされたりするリスク。
> 固有リスクや統制リスクが高いので、内部証拠をいくら精査しても発見リスクは減
> らない。
> 従って、外部証拠の入手範囲を広げるべき。

 どうもありがとうございました。

> 監査リスク──監査を実施する上で注意すべき3つのリスク
>  監査リスクとは、監査人が誤った監査証跡から誤った意見形
> 成をするリスク、あるいは監査人が検出事項を発見できないリ
> スクです。監査リスクは以下に分類できます。
>
> 1. 固有リスク
>  固有リスクとは、補完する管理策が存在していないと仮定し
> た場合、重大な検出事項となる可能性です。組織内外の環境の
> 影響を受けたり、業務の性質や本来有する特性から生じるリス
> クです。例えば、住基情報よりも納税情報の方が盗難される可
> 能性が高いなどが固有リスクの要因となります。
>
> 2. 統制リスク
>  管理策が重要なエラーを予防あるいは適時に検出できないリ
> スクで、管理策の限界や欠陥によるものです。
>
> 3. 発見リスク
>  不適切な監査手続により、管理策によって予防、検知できな
> いエラーを監査人が発見できず検出事項がないと判断してしま
> うことです。
>
> 電子行政:第9回内部監査の概要 より
>  http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NGT/govtech/20050606/162159/

 どうもありがとうございました。

> 監査リスクの構成要素
> 監査リスクは、固有リスク、統制リスク、発見リスクから構成される。
> (1)固有リスクとは、内部統制が存在していないと仮定した場合に業務が違法・
> 不当に執行されるなどの可能性をいい、行政の事業環境により
> 影響を受けるリスク、特定の収入・支出科目や取引が本来有するリスクで構成され
> る。
> (2)統制リスクとは、業務の違法な執行等が内部統制によって防止され、又は適
> 時に発見されない可能性をいう。
> (3)発見リスクとは、内部統制によって防止され、又は発見されなかった違法な
> 業務執行が、監査を実施してもなお発見されない可能性をい
> う。
>
> 例えば、固有リスク及び統制リスクが高い(違法・不当な業務執行の可能性が高い
> )と判断したときは、発見リスクを低く(違法・不当な業務執
> 行を看過する可能性を低く)設定し、より詳細な監査手続を実施することが必要と
> なる。
> http://www.pref.shizuoka.jp/kansa/documents/17houkoku_2.pdf

 どうもありがとうございました。

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posted by au | H18年 問41〜55